2016年8月30日火曜日

アメリカ人、ちょっとズレてないか?と思う瞬間



基本的には、アメリカに感謝し、その偉大さを感じている僕だが、ときどき「この国の人、微妙にズレてないか?」と思うことがある。今回は、これをテーマに最近、生活の中で出会った二件のコマーシャルを紹介したい。


一つは、テレビ番組の間に見たCM。カフェのオーナーらしき人物が閉店後の店内を片付けている。モップをかけたり椅子を机の上にあげたりしながら腰が痛い様子。家に帰ってベッドに入るが、腰痛で寝付けない。すると、睡眠導入剤の紹介があり、これを飲んだ主人公は痛みを忘れて安眠して、翌朝また朝日の眩しいカフェで頑張って働いていた。めでたし、めでたし、で終わり。見ていて「え!」と思わず呟いてしまった。全く問題解決になっていないじゃん、という、「え!」だ。腰痛という根本原因を解消していなくても、眠れたからOKというアッケラカンとしたところが、妙にツボに入って笑ってしまった。(日本だと、「腰痛は適切な医者へ行きましょう」とか入るはず。いや、こちらのCMでも実際には小さな字でディスクレイマーが出ていたのかもしれないが。全体的な印象はあくまで記載の通りだった)

単位 per bunch




もう一つは、近所の薬局兼コンビニ(「CVS」というチェーン店でボストンには沢山ある)に行った時の店内放送CM。女性のナレーション(録音)が明るい声で流れてくる「みなさん、お子さんがドラッグをやってないか心配じゃないですか?私は心配です。検査薬を使ってはっきりさせましょう。簡単に分かります。当店の⚪️番コーナーに検査薬がございます」

これは、笑えない部類の話題なのかもしれないが、それでもなんだか「そういう問題か?」「妊娠検査薬じゃないんだぞ」「このへんは治安良さそうだけどやっぱりアメリカなんだな」と思ってやはり笑ってしまった。



1 件のコメント:

  1. そのハードルの低さが、早期発見につながっているのだと信じたい

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