2017年3月24日金曜日

キックボクシング&指圧 in Boston


そろそろ帰国が近づいているので、ここにもまとめ的な内容が増えている。

しかし、格好つけた総括よりも、自分くらいしか書かないようなマニアックなことこそ書いておいた方がいいかもしれない(誰かの役に立つかもしれない)、と思い今回のエントリを記す。

主夫として時間があったので割と色々なことを試したが、ここ数ヶ月、キックボクシングと指圧に少し通っていたことがある。

キックボクシングの方は、大手のチェーン店で、チェーン自体が「格闘」と言うよりは、完全に「フィットネス&ストレス発散」目的で展開しているところだった。

驚いたのは、女性客がとても多く、皆嬉々としてサンドバックに打ち込んでいたことだ。自分も練習中、何か別種の闘争本能が目覚めた。数あるフィットネスの中からあえてこれを選んでくる女性はやはり少し恐ろしい。

あと、ここのチェーンのビジネス展開(ビジネスモデル)が、ITの徹底活用とプログラムのパッケージング化、低コスト運営化をすごく工夫していたところが、コンサルタント的には目についた。一つの店舗を朝晩、二人だけで回していた。




それから指圧。

秋口に心身ともに不調(海外生活は結構疲れるのです)に陥りかけた際に、Harvard Square Shiatsuというところへ一か八か、藁をもすがる思いで行って見たら、指圧師の人が非常に上手で、救われた。

一応、クリニックを調べる際に「長い期間営業しているところ」という観点では調べたのだがそれが正解だったようだ。客のついている老舗は安心できる、のは万国共通と思われる。このRoger先生は、ボストンで日本人から指圧を学んだそうで、なんと日本には行ったことが無いという。「一回ぜひ、日本来なよ」と勧誘しておいた。施術スタイルはごく普通で日本でいうと指圧というよりも整体的な感じだった。



この先生は元々はエンジニアだったそうだが「自分は競争的な世界に向いていない、人を癒す仕事がしたい」ということで指圧師にキャリアチェンジしたそうだ。そういえば、自分が日本の杉並でお世話になっていた先生も同じようなご経歴だった。何かの縁かもしれない。ちなみに、施術料は今1時間70〜80ドル。(去年から10ドル値上がりした。インフレ経済とはそういうものなのか。)ボストンの物価はそんなもの、という物差しとして適切な情報かと思う。

ちなみに、鍼の看板もよく見かけたけど、行く機会はなかった。あと、よくわからないReiki (霊気)ヒーリングという看板も時々見かけ、日本にルーツがあるらしいので気になったが、訪ねる前に時間切れとなった。

強引にまとめると、こういう産業・選択肢が充実していることは、少なからぬアメリカ人がストレスを感じている、ということの証拠かもしれない。

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