2016年10月3日月曜日

TEDx Cambridgeをボストンオペラハウスで見る


最近、有名なTED(正確に言うと、TEDxという派生コミュニティイベント)をライブで見た。(TEDについてはこちらなど)

TEDx自体は日本でも開催されていると思うが、TEDといえば、日本ではEテレで伊藤穣一氏(現:MITメディアラボ所長)がナビゲーターで番組をやっていたことが思い出される。TEDはこの地域発祥のイベントではないが、"そういう意味"では、「本場」と言えなくもない。

















会場はボストンオペラハウス。Cambridgeと銘打つのになぜチャールズ川を渡ったボストンの会場でやるのかとも思うが、会場はさすがに素敵で雰囲気は極上。




今回は半額で入場できる手を使って行ったのだが、率直に言ってそれでも値段は高い。TEDは非営利団体の活動だ。当日の費用以外にもこの活動全体への寄付が含むものと考えて自分を納得させた。

会場はほぼ満員の95%の入り。自分の周りの席は英語が母国語でない人が多い。左隣はスマホをいじりまくる中国人。右隣は東欧系の女性コンビ。前はアラブ系など。TED独特の傾向なのかはわからない。


内容について、ちょっとこれは独善的な意見かもしれないけれど、コンサル業界に身を置き、様々なトレンドを追っている(追っていた)自分としては、スピーチの内容が特に斬新とは思わなかった。そして、内容については、すべてYoutubeで公開される。

であるとすると「ライブ感」がその場で見るバリューになるのだと思うけれど、チケット価格の関係でメザニンの席を選んだ結果、「ライブ感」を堪能するためにはちょっと遠すぎた気がする。

望遠で寄ってますので実際は割と遠い席で観覧


第一スピーカーの方の発表内容に関して、MITが現在展開中の「自動車の自動運転におけるモラルジレンマ問題(ちょっと前に、マイケル・サンデル教授がやってたやつ。)」のWEB実験の着想が素晴らしいので、これはぜひ、15分くらい時間あるときに以下のリンク先からトライしてみてください。このサイト自体は技術的には普通だと思うが、こういうデータを集めて世に問うていくという発想がクールだと思う。




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