2016年5月28日土曜日

春のタフツ大学キャンパスは想像以上の素晴らしさ

人口約10万少しにもかかわらず、ケンブリッジ市にはハーバードとMITという世界トップ級の二大大学があり、それだけで十分に「お腹いっぱい」だと思うのだけれど、近隣にはまだまだ名門大学がある。特に、隣の市であるサマービル市(とメドフォード市)にはタフツという名門大学がある。

村上春樹が20年前のケンブリッジ滞在時にポストを得ていたのはこの大学だ、などと講釈している僕も事前にこの大学について具体的なイメージを持っていたわけではなく、他に何人か「タフツ出身」という人を知るくらいに留まっていた。



タフツ大学はケンブリッジの隣の市にあるとは言っても、今の住居からだと自転車で10分も走れば着くので4月の終わりにタフツ大学を訪ねてみた。すると、閑静な郊外のキャンパスに花が咲き誇り、それはそれは想像以上の素晴らしい環境だった。ハーバードやMITのキャンパス前には地下鉄の駅もあり、言ってみれば「都会」にあり飲み屋や土産物屋といった若干の学生街らしい風情もある。対して、タフツは電車の駅は無く、なんというか俗世と距離を置いた洗練された桃源郷のようでちょっとクラクラするくらいだった。






この大学のキャンパスは丘陵に広がっている。その一番の高台からは周辺を360度見渡すことができて特に素晴らしい。川の向こうのボストンの市街まで見渡すことができる。かつて、その土地を富豪が寄付したとのことだ。丘陵なので徒歩移動はきついし、天候が悪いと移動はさらに大変だとは思う。しかし、それにしても過去見た中でもとても印象に残る大学キャンパスであった。観光でここまで来る人は少なさそうだが、天気と気候がよければ十分価値のあるスポットだと思う。




さて、こちらのキャンパスを走るジョギングの大会に出てきたので次回はそのあたりの話で。 

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