2016年11月8日火曜日
大統領選挙の投票所へ歩いていく
いよいよ大統領選挙の当日。ボストンの天気は快晴。ラジオから流れてきたDJの言葉を借りれば、"a Gorgeous November Day"だ。
子供の学校は体育館が投票所になっている。そして、この日はファンドレイズのための「Bake Sale」が行われる。これは、5年生の一泊旅行の費用を支援するために、ケーキやクッキーを焼いて保護者会が投票所に来場した人に売るイベントだ。
僕も意識の高い主夫としてブラウニーを焼いた(焼いてみて初めて分かる所要バターの多さ)ので、昼頃届けに行ってみることにした。
家から学校までは、普通の住宅街を歩いていくのだが、改めて道中を観察するに「ヒラリー」やら「トランプ」の看板はほとんど無い。(正確にはヒラリー2か所、トランプは0か所。)
同じ学校のお父さん(北欧出身のジャーナリスト)に先日教えてもらったところ、ここは90%近くが民主党支持という市だとのこと。
むしろ、同日に行われる(州の)住民投票についての宣伝が多い。此の州では特にNo.2(私学助成関係?)とNo.4(マリファナ合法化)の看板が目に付いた。ちなみに、マリファナ合法化運動の皆さんは(ランダム送信だとは思うが)携帯にメールまで送ってきて投票を促してきた。
学校に着くと、体育館の投票所へ。併設のベイクセールにて届け物と買い物をして、投票所の内部を見学。
投票所の様子は日本とそんなにかわらない雰囲気だと感じた。想像していたよりも「ゆるく、アナログな」雰囲気が漂う。草の根の投票所とは昔からこんな感じだったのかな、と思う。制服の警察官がいるけれど、校庭で子供とバスケットボールをするなど、ほのぼのムードだ。
この半年強よく見てきた選挙。建設的とは形容しがたいものではあり、自分が考えたことも色々あるが、何はともあれ、平和な社会を祈る。
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