MITにはいかにも"工科大学"といった、東工大のような雰囲気があった。印象の中身を因数分解すると、アジア系が多いのと男子(ギーク系)が目立つのが、その理由かと思う。僕は理系ではないけれど、とても素晴らしいものに感じられた。この雰囲気は、近くに欧風な格式の総合大学ハーバードがあることで、より対比的に目に映る。(ちなみに両校の距離は、高円寺と荻窪くらい。)
写真を中心にレポートします。
- チャールズ川沿いに細長いキャンパス。
- シンボル的なビルディング(グレート・ドーム)。
- 上の建物の内部。天井部の言葉がカッコよかった。
- 少し意識して見ると、ジェンダー関係のイベント、チラシなどが多数。
- 以下の写真は大学内のトイレのドアなのだけれど、「ジェンダーニュートラルなトイレをお探しですか?」とある。今のアメリカで話題になっている幾つかのニュース(これとかこれとか。実際に当地では結構ニュースでよく見るので興味のある方はクリックして確認してください)を考えると、地味ながらもMITのリベラルさを象徴するような一枚。他の大学もすでに出入りしているけれど、ここまでの掲示はMITだけだった。こういう細部にその大学の何かが象徴される。
- 大学生協の床屋的なものの名前が「テクニカッツ」。さすが工科大。今床屋探しているので、どうせなら、ここで切ってもらおうか思案中。
- ザ・MITの学食。日本の大学の学食の雰囲気ちょっとある。普通に入ってキャフェテリアで食べられた。インド系・アジア系が多いことを反映してか、エスニックのメニューが豊富。
- MITポリス。こちらの大学には普通に私設警察があると初めて知った。実際に、殉職者も出ており、それもこちらの一面だ。
- 偶然見つけたMIT保育園。どんなIQの子供が通うのか…と思ってしまう。
- もちろん、僕としてはMITといえば「スローン・スクール・オブ・マネジメント」なわけで、感動の初訪問。MITの中では端っこにある。
- 建物内にはスローン・スクールの歴史パネルが。当然・ブラック・ショールズ・モデルが真ん中にドンとあったけど、経営学出身の僕としてはこちら「ピーター・センゲ」を撮影してしまう。
- アルフレッド・P・スローンJrのお言葉。大学院時代に著書を読んでおいて良かった。
追記:「君はそこ(MIT)で観光している場合か?」と一部から言われそうなので、すでにここのセミナーを聞きに行ったり、ここの社会人向けの短期のクラスに申し込み済みだったりしております、と報告させていただきます。
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