マサチューセッツの冬は「りんご」が沢山売っている。
日本よりも種類が豊富で、少し「小振り」だ。これはアメリカ人が「りんごを丸かじり」する習慣があるからではないかと思う。ちょっとしたセミナーやビジネススクールの授業でも、お菓子のコーナーにりんごが山積みされている。りんごの方が菓子よりもヘルシーだと認識されているようで、小学校などもりんごを常備しており、「お腹が空いた子はこれを食べなさい」的な感じになっている。
皆、ろくに洗うこともせずにそのままかじっているようだ。シェラトンホテルのボールルームで行われているセミナーでスーツ姿の人が大半であるような場所であっても、りんごにかじりついている人が居た。なんともアメリカらしい光景だ。
僕もりんごが好きなので最近はおやつとしてよく食べている。そこで品種が気になってくる。大概スーパーには7種類くらい置いてある中で、やはり何と言っても「Fuji」が美味しく感じる。われながら日本人だなぁと思う。Macintosh, Gala, Empire, Jazz...その他色々な種類を食べたが、少なくとも生(なま)でかじることにおいてはFujiに優るものなし、と思う。
最近では主夫らしくオーブンを使った「焼きリンゴ」も作ってみた。我ながらなかなか美味しい。これは、Fujiではなく酸味の強いGalaで作ったけれど、美味しかった。
面白いところでは、こちらでは、リンゴの芯を抜く専用の器具もある。台所を預かる者としてとても興味深く、思わず購入してしまった。
食べるだけでなく、この地域ではApple pickingという「リンゴ狩り」もメジャーな娯楽らしい。しかし、我が家は車が無いので行けていない。
ちなみに、Appleつながりで話を広げると、ハーバードやMITのラウンジを見ると、8割はAppleのラップトップを使っている。なんとなくイメージ通りではあるけれど、Apple比率はとても高い。子供の学校にもMacがゴロゴロしている。ただ、よく言われるようにスマホのiPhone比率は日本が異常値的に高いようで、こちらでのスマホを見るとAndroidも結構多い。
あと、Appleストアはボストンにも当然あるが、これが日本の銀座にある店と驚くほどそっくりで、世界のフラット化というかグローバル企業のオペレーションの均質化を感じた。
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