2016年12月12日月曜日

これが本当のアイビーリーグ<大学のアメリカンフットボール>


僕はこれまでアメリカンフットボールとはほぼ縁のない人生を送ってきた。

しかし、こちらに暮らして8ヶ月、一番人気があるスポーツはアメフトだ、ということはよく分かった。テレビでも、新聞でも、Webメディアでも、近所のグラウンドでも、スポーツ用品店でも扱いは別格だ。

それだけに?NFL(当地:ニューイングランド ペイトリオッツの試合の観戦チケットは驚くほど高額(余裕で一人1万円以上)で、見に行くべきか迷っている。

そんな中、大学スポーツのアメフトなら一人15$前後で見られる、ということに気がつき、ハーバード大学アメフト部クリムゾン(一橋大学関係者には感慨もひとしお、の名前でもある)の試合を見に行くことにした。



対戦相手にこだわりはなかったが、日程的にコロンビア大学戦が良さそうだったので、これをWEBで予約。「これが本当のアイビーリーグ」とオヤジギャグを言いたくて、なんども呟いてしまった。

本当にIvy Leagueです


大学スポーツながら、スタジアム入り口のバゲッジチェックは厳しく、食料品は全て捨てろ、という管理は厳しいあたりはプロ並みだ。客層は女性も多く、家族連れも多い。客層にワイルドな感じはない。何も知らずに行ったので、間違えて、コロンビア大学サイドの応援席に入ってしまったが、最前列でど迫力だった。

以下、アメフト音痴の感想(本当にど素人の感想で申し訳ない限りです)

  • 何でこんなに選手がいるの?特にホームのハーバード側はコートサイドに大量の選手がわさわさしていて驚く。100人近く居たような・・・。
  • アメフトってこんなに頻繁に選手交代するんだ、知らなかった。
  • アメフトというスポーツは思ったより持久力よりも瞬発力が重要と知る。というか太鼓腹の学生選手が多い。そういえば、廃業した力士が何人かアメフトに挑戦してたな、、と思い出した。
  • 選手も多いし、審判も多いし、道具も大変だし、いかにも物量の国アメリカらしいスポーツだと思う。ボール一つのサッカーと比べて差が顕著。
  • 得点とった方のチームの応援団が点数分腕立て伏せをする風習があるらしい。「意気軒昂」な所を示すため、とか。実際見たけど笑えた。
  • チアリーダーという仕組みを改めて見ると、性別役割分業の最たるもので、こういう分業を是としていることと「ロッカールームトーク」が許される風土はどこか繋がっているのではないか。


ちなみに、2016年11月、ハーバード大学の体育会活動では、セクハラ(的な)問題での部活動全体の停止処分が相次いでいる(記事)。かなりリベラルな地域ではあるが、一方で、そういう面もあることはご紹介しておきたい。 

1 件のコメント:

  1. おおー、立派なスタジアム。芝もキレイですね。本場の雰囲気羨ましいです!

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